講師業で起業したい初心者がアイデア出しで絶対にやってはいけない3つ

講師業で起業を目指す初心者の方々から、起業ネタやアイデア出しの相談を受ける機会があります。

起業初心者の方は決まって同じ間違いを犯し、夢にまで見た講師業で起業したにも関わらず全く集客ができない、なんてことも多々あります。

なぜ全く集客ができないのか?

それは初心者の方は決まってアイデア出しの段階で大きなミスを犯しているからです。

アイデア出しは起業における事業計画書の基礎となる部分です。

その部分が崩れていては、満を持して講師業で起業したとして、結局は集客で苦労する羽目になるんです。

そこで今回は、「講師業で起業したい初心者がアイデア出しで絶対にやってはいけない3つ」ををご紹介します。

今から資格を取って起業する

講師業で起業したいという初心者に方がアイデア出しの段階で一番多いのは、「まずは資格を取ろう!」と頑張る人です。

その分野で講師として、つまりプロとして活躍を目指すわけですから、理想としては既に資格を持っていることが望ましいです。

弁護士、会計士、税理士、医師など、その資格がないと業務ができないような独占業務がある場合は資格を取るしかありませんが、そうでない場合は(例えば留学カウンセラー、経営コンサルタント、英語講師、ウェブデザイナーなど)資格を取ることよりも、業界情報を集めて人脈形成をしたり、集客にきくビジネスモデルを構築したり、ブログやSNSを使って情報発信をして外部に専門性をアピールしたりする方が効率的で時間も節約できます

講師業で起業を目指す初心者の方がやるべきことは、お客さんを獲得するためには、資格ではなく実績や専門性をアピールすることなんです。

間口を広げて起業する

講師業の方はどうしても最初のうちから間口を広げたアイデア出しをしてしまいがちです。

例えば料理教室を開講するという場合。
単純に「山田太郎のお料理教室」と自分の名前を冠にして料理教室を開いて集客にはとても苦労することでしょう。

言うまでもなく重要なのはアイデア出しの段階でテーマを絞るということです。
お料理にも色々とあります。
和食、洋食、中華、エスニック。
更には、ラーメンに特化、パンに特化するにもいいかもしれません。

ターゲットも絞りましょう。
男性サラリーマン、愛妻家、大学生、定年退職者など、しぼりに絞りましょう。

ネタを絞ると決まって皆さん心配することがあります。
「そんなに絞ったらマーケットが狭すぎないか。」

確かにモノには限度があります。その程度が難しいところなんですが、基本的にちょっと絞り過ぎくらいが実はちょうどいいです。あくまでも最初の間口を絞る、というイメージです。

少なくとも、テーマを広げ過ぎるとメッセージが曖昧となり、どのお客さんの心にも響かず多くのライバル業者の中に埋もれてしまいます。

儲かりそうな分野だから起業する

儲かりそうだから起業する、なんてよく聞く話ですよね。

それで儲かるのは情報の伝達速度が遅かった昭和の話です。令和時代の現在はそんな簡単な儲け話はありません。

儲かりそうな分野は、すぐに情報が世界中に流れあっという間にライバルだらけになってしまいます。

そもそも起業するには、まず自分の強みをしっかりと分析して、それを生かせる分野に進出することが最初のステップです。自分の強みを生かさずに「儲かりそう」という理由だけ起業してもきっとうまくいきません。

無料メール講座「会社員と起業家の7つの違い」

動画講座の他に無料メール講座「会社員と起業家の7つの違い」を7回に渡って配信しています。
ご登録はこちらから

無料キャリア診断「究極の人生岐路診断」

全ての会社員の方へ。今のあなたの思考から5年後が分かる。
無料診断はこちらから

会社員のための起業相談会

起業や副業で得ることができるのは、決して副収入だけでありません。それ以上に、自分の眠っている能力を社会で発揮することで、生き甲斐、遣り甲斐、社会における自分の存在意義などが明確になるはずです。
※詳しくはこちらから。

MBA起業アカデミー会員さん募集中

※詳しく聞きたい人はまずは無料説明会にご参加ください。