「カウンセラーとして情報発信をしたいのですがネタがありません。どうすればいいですか?」
先日、会員さんからこのような質問を受けました。
カウンセラーやコンサルタントなどの「教える仕事」で副業を目指すサラリーマンの方々は、その決心をしたら最初に始めることがあります。
それは、「情報発信」。
本ウェブサイトの記事でも常々話していることですが、ブログや動画、SNS等を最大限に利用して、カウンセラーやコンサルタントとしての専門性を情報発信することです。
とはいうものの、サラリーマンの方々であれば、普段は本業の仕事が忙しく、定期的に情報発信し続けるのは簡単なことではありません。そして、情報発信しようにもネタが尽きてしまうのではないか、と考える副業サラリーマンも多いです。
そこで今回は、カウンセラー、コンサルタントとして副業で成功しているサラリーマンの方々は、どのようにネタを仕入れているのかそして情報発信に関する彼らのマインドを共有します。
常に紙とペンを持ち歩く
常に紙とペンを持ち歩き、日常生活の中で何かブログ、動画、SNSなどで情報発信できるネタはないか、を探し続けましょう。
もしあなたが、ビジネス・コミュニケーショ力を向上させるための「コミュニケーション・カウンセラー」として副業をするのであれば、日常生活の中から、コミュニケーションに関する話題を探るんです。
例えば、スーパーマーケットに買い物に行ったときに、店員さんとお客さんのちょっとしたやり取り、公園を散歩しているときの、お母さんと子供のちょっとしたやり取りなどを観察することになるでしょう。
常にアンテナを張って、自分の専門分野であるコミュニケーションに関するネタがないかを探し続けることです。そして、「これは使えるネタだ!」と思ったら、その内容を忘れないうちにメモ帳に走り書きをして、どんどんとネタを増やしていきます。
人間の記憶とは信頼できないもので、日常生活で見つけた使えるネタを思いついても、家に帰ったら「あれ?なんだっけ?」と忘れてしまうことも多々あるものです。
このような損失を防ぐためにも、カウンセラーやコンサルタントとして副業を目指すサラリーマンは、常に紙とペンを持ち歩いてネタ収集を怠ってはいけません。
関連書籍を読み漁る
自分がカウンセラーやコンサルタントとして副業を目指す分野の関連書籍などを読み漁って情報発信ネタを仕入れることも大切です。
もしあなたが、「コミュニケーション・カウンセラー」としての副業を始めるのであれば、コミュニケーションに関する関連書籍を多く読み漁りましょう。
書店に行けば、コミュニケーションに関するノウハウ本や、学術的なビジネス書なども数多くあるでしょう。そこから自分の興味を持った書籍をいくつか読み漁り、それを自分のブログや動画でのコンテンツのネタとして情報発信しましょう。
注意点としては、書籍で書いてある内容をあたかも自分のアイデアのように述べることはNGです。盗作になってしまいますし、そもそも、書籍の内容を書くだけでは、とても薄っぺらい内容の情報発信になってしまいます。
参考になるアイデアは引用先を明確にした上で引用し、それらに自らの考えや経験などを付け加えることで、記事に付加価値が生まれるようにしましょう。そのような付加価値のある記事は、読み手にとっても興味深く、あなたのカウンセラーやコンサルタントとしての専門性により信頼を持ってくれるはずです。
ニュースやテレビ番組に絡める
以上のとおり、カウンセラーやコンサルタントの副業を目指すサラリーマンの方々が情報発信ネタを探すには、日常生活からヒントを得たり、関連書籍を読み漁る必要があるわけですが、それでもネタを絞り出すには限界があるかもしれません。
そのような場合は、日常ニュースやテレビ番組と絡めて、それを情報発信するのも有効です。
私たちの生活の中には、毎日毎日数多くのニュースやテレビ番組が放送されています。これらのニュースやテレビコンテンツに絡めて情報発信をすれば、ネタに困る確率は減ります。
あなたがコミュニケーション・カウンセラーであれば、政治家や芸能人の会見などを視聴して、彼ら彼女らのコミュニケーションについて自分の意見を情報発信するというような具合です。
他にも、バラエティ番組を見て、出演者のコミュニケーションについて意見を述べるような形でも面白いかもしれません。
長期視点で考える
最後に重要なことを一つ話しておきます。
それは、カウンセラー、コンサルタントの副業として成功しているサラリーマンの方々は、基本的には長期視点で物事を考えていますよ、ということです。
情報発信をし続けて、それがすぐ収益になると言うわけではありません。
情報発信から収益までは以下のような道をたどります。
1.情報発信をする
2.その情報を見た人があなたの専門性を評価する
3.あなたに話を聞きたい、とコンタクトを取る
4.お客さんに自分の商品の説明をする
5.お客さんが興味を持ち購入を決定し代金を支払う
このように、お客さんに自分を認知してもらってから収益を得るまではとても長いのです。
短期志向の人はこのようなタイムスパンに耐えられず、少し情報発信をして成果が出ないと途中でやめてしまうものです。これではいつまでたっても成果は出ません。
そのような人は、まとまった広告費を使って一気に認知を高めるしかありません。しかしながら、多くのサラリーマンは個人でまとまった広告費を払うことは抵抗があると思います。
カウンセラーやコンサルタントとしての副業であれば、普段は本業があるわけなので、月一回は必ず本業からの給料があります。これは副業サラリーマンにとっては、当たり前かもしれませんが、実はとても有利なことなんです。
つまり、独立した個人事業主と違って、今日、明日に利益を出さなくても生活できなくなることは無い、ということです。
副業サラリーマンは、この「安定した収入が確保されている」という最大のメリット利用して、短期的ではなく長期的に戦略を立て、情報収集をコツコツしていくことが成功するカギであると思います。
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