起業に向かない会社員の特徴4つ

起業を目指す会社員向けに起業相談会を定期的に開催しています。
その中で、「この会社員の方は、本当に起業できるかな?」と感じることがたまにあります。

会社員起業をするにあたって一番大事なモチベーション自体は大変素晴らしいのですが、マインド的に少し心配というか、、

起業を目指す会社員の方々との相談会で、たまにそんなことを感じます。

そこで今回は、私川尻は起業家として成功もしていないショボい人間ですが、私なりに考えた「起業に向かない会社員の特徴5つ」をご紹介します。

学歴、職歴を最大限に活かしたい

言うまでもなく、起業は完全実力主義の世界です。

基本的に、その人が今まで積み上げてきた学歴や職歴の看板が全く役に立ちません。ストレートにその人の実力、人柄で全てが判断される世界です。

確かにコンサルタントやカウンセラーという業種、誤解を恐れずに言えば「経歴が商品の一部」のような仕事であれば、輝かしい学歴や職歴を信頼して最初はお客さんは集まってくると思います。でも、そこでお客さんを満足させることができなかったら直ぐに離れて行ってしまい、安定した受注をすることができません。

起業で成功するには、地味でもいいからとにかく継続的に受注をして売上を安定させていくことが重要です。学歴や職歴はインパクトのある広告としては有効かもしれませんが、継続性を保つにはお客さんを満足させる商品、サービスそのものの品質です。

もしあなたが高学歴、一流企業勤務の経歴を使い倒したいのであれば、起業をせずに一流企業の社員として定年までいた方が安全です。

簡単に人を信じる

人の言ったことを真に受けて人を簡単に信じる人は、起業しても上手くいかない可能性があります。

起業を目指す会社員の方々を対象としたという方々のお話でよく聞くのが

「起業の話をしたら、先輩が商品を購入してくれると言っていました。」
「セミナー開催をしたいと言ったら、友達が他の人を誘って参加してくれると言っていました。」
という類の話です。

このような言葉は本気で信じてはいけません。

起業したばかりは、知人が起業したという物珍しさで商品やサービスを購入してくれるかもしれませんが、それはあくまでもモニター的な位置づけです。本当の商売ではありません。

いくら知り合いでも本当に必要な商品、サービスでなければ継続的に購入はしてくれません。世の中はそんなに甘くはないのです。

完璧主義

完璧主義だったら永遠に起業できません。

アメリカのシリコンバレー発で、最近になって多くのスタートアップ企業が採用している「Lean startup(リーン・スタートアップ)」という起業の考え方があります。リーン・スタートアップの考え方では、商品やサービスの質よりもまずは、上市を最優先します。そして世に出した後に市場の反応を見たり、検証をして商品やサービスの改善をしていく方法です。多くのスタートアップ企業は、前例の無い画期的な商品やサービスを開発する際に使うやり方です。

「不完全なモノだからまだスタートできない」という考え方を持っていたら、いつまで経ってもスタートすることはできません。

起業するなら、ある意味、多少大雑把であることも重要な要素です。

ライフワークバランスが大切

仕事も大切、家族も大切。確かにその通りですね。

充実した人生を過ごすためには、ライフとワークのバランスがとれた生活スタイルが理想であり、しっかりとオンとオフを区別していきたいものですね。

でも、もしあなたが起業で成功したいのであれば、ライフワークバランスを考えている余裕はありません。特に会社員を続けながらまずは副業からスタートする場合は、、

起業したら、特にビジネスが軌道に乗る前までは、ビジネスとプライベートの境界線を引くことはできません。休日にもメールや電話で多忙になることを当たり前です。ビジネスもプライベートも混在した生活をおくることになります。

ライフワークバランスを優先したいのであれば、会社員として本業に集中した方がまたマシかもしれません。

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