副業としてのスモールビジネスの前に、本業で習得できる3つのスキル

スモールビジネス

会社員が副業として、スモールビジネスを立ち上げるというのは、誰でもできるようなものではありません。

言うまでもないですが、会社員の方々は普段は本業があるわけですから、時間的にもかなり大変になります。副業としてスモールビジネスの準備をする時間は、仕事の前後や休日に限られます。時間的制約を受けながら、コツコツと副業としてのスモールビジネス準備をしていかなければいけません。

会社員の方は、それと同時に、「スモールビジネスで成功するんだ!」というモチベーションを維持するために強い精神力も必要となります。

「本業の仕事時間」、
「家族や自分のプライベート時間」に加え、
「スモールビジネス準備時間」という第三の時間が加わることになります。

両立ならぬ、三立です。
これをバランスよく取らなければ、会社員のまま副業としてスモールビジネスを立ち上げるところまで持っていくことは困難になります。

本業を利用してスモールビジネス運用スキルを身に付ける

しかしながら、本業の時間を利用して自身のスモールビジネス運用スキルを身に付けることも十分可能です。

最初に誤解がないように申し上げておくと、本業の時間にコッソリと副業をやりましょう、ということではありません。

本業に一生懸命取り組んだり、本業の会社のリソースを上手く利用することで、スモールビジネス運用スキルを身に付けることが可能、ということです。そしてこれは、本業とスモールビジネスと業界が全く異なる場合であっても有効活用することができます。

本業で習得できるマーケティング力

マーケティング

自身のスモールビジネスをイチから立ち上げる際に、一番重要となるスキルは、「マーケティング力」です。

商品やサービスを多くの人に知ってもらい、
興味を持ってもらい、
そして購入してもらうか。

このマーケティング力がなければ、どんなに素晴らしい商品やサービスを持っていてもで売上を計上することはできません。

もしあなたが、本業で営業やマーケティングの仕事に就いているのであれば、そのノウハウは自身のスモールビジネスで参考になるケースが多々あります。会社で使っている営業やマーケティングのノウハウをうまく盗んで、副業としてのスモールビジネスで応用できないか、試行錯誤してみましょう。

もしあなたが、本業で営業やマーケティングと関係の無い部署に所属している場合であっても、そこで諦める必要はありません。一般企業であれば、必ず営業やマーケティングの機能を持つ部署があると思います。自社でそれらの部署ではどのような戦略をとっているか、ある程度の情報は入手できると思います。それは、小さい会社であればあるほど可能です。

もし大きな会社にお勤めであれば、多くの大企業が採用している社内研修制度が利用できます。大企業が採用している社内研修制度では、定期的に外部のビジネススクールやコンサルティング会社などから講師コンサルタントを招いて、マーケティング講座等の科目を開講しているケースがあります。そのような研修に参加して習得した知識を自身の副業としてのスモールビジネスに応用することもできます。

本業で習得できる仕事力

仕事力

マーケティング力は副業としてのスモールビジネスを成功させるには不可欠ですが、それだけで成功できるわけではありません。

膨大な量の仕事を効率的にこなす「仕事力」も非常に重要です。

特に、会社員のまま副業としてのスモールビジネスを立ち上げる場合は、如何に時間を効率的に使うかが重要になります。仕事の優先順位をつけて、重要なものは時間をかけて丁寧に行う、重要でないものはそもそも取り掛からない、もしくは簡単に済ませるなど、臨機応変に対応する仕事力がスモールビジネスで成功するカギとなります。

本業の業務が過酷であればあるほど、このような仕事力を身に付ける絶好の訓練の場所となります。一旦この仕事力を身に付けてしまえば、どの業界であっても通用するものです。

本業で習得できる人間関係適応力

人間適応力

また、周りの人間との適応力も本業を通じて習得できるスキルです。

同僚や先輩、上司と気が合わない場合、そんな彼らとどのようにコミュニケーションをとって関係を維持するのか、もコミュニケーション力を鍛える大きな訓練の場となります。

パワハラにはもちろん限度はありますが、自分でスモールビジネスを立ち上げるとそんなことは言ってられません。

自分が看板のスモールビジネスでは、様々なタイプのお客さんを相手にすることになります。お客さんによるパワハラや、モンスタークレーマーなどにも出くわす可能性もあるわけで、特にコンサルタント、カウンセラー、コーチなどの対話がサービスになる仕事の場合、この人間適応力がなければ、廃業してしまうでしょう。

これを持っている人がスモールビジネス成功できる人だと思います。

まとめ

このように、会社員のまま自身で副業としてのスモールビジネスを目指す人は、本業のリソースを有効活用して、「マーケティング力」、「仕事力」、そして「人間適応力」を習得することができます。

そういう意味では、本業の職場は、お金をもらいながらスモールビジネス立ち上げに必要なスキルを学ぶことができるコスパの良いビジネススクールと言えます。

本業で時間がないと嘆くのではなく、今自分が置かれている環境で、少しでも自分の副業としてのスモールビジネス立ち上げにプラスに働くような材料を見つけていくことが重要です。

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