会社員起業家はお金をかけると失敗する

コンサルタント、カウンセラー、講師などの「教える仕事」で起業を考えている会社員の方に伝えておきたいメッセージの1つがあります。

それは決してお金をかけて事業を開始しないでくださいと言うことです。

会社員の方々の起業相談に乗っているとよくある悩みとして、「資金がないんです。」と言うものがあります。

この質問について、「どういうことですか?」と質問をしてみると、こんな答えが返ってきます。

「資金がないので凝ったホームページも作れなければ、宣伝広告費もかけられないのです。だからどのようにして始めたらいいのかわかりません。」

必要なのはお金ではなく、時間と努力

個人で会社員起業家として副業を開始するのであれば、実はお金はほとんど必要ありません。

必要なのは時間と努力だけです。

もちろんお金をかけて凝ったホームページが宣伝広告費をバンバンかけることができればそれに越した事はありません。

しかし、それは資金力のある一般企業と同じ土俵で勝負することを意味します。

一般企業と資金力で勝負をしても、副業の会社員が資金力で勝てる可能性はほぼ0%でしょう。そんなことにお金をかけるのは、お金をドブに捨てるようなものです。

ですので、決して企業とは同じ土俵では勝負せずに、競争を避けることが重要なんです。

ライバル企業と同じ土俵の勝負を避けるとはどういうことか。

無料で情報発信できるツールは、いまウェブで調べるとたくさん出てきます。それらを最大限に活用してください。

また、Facebookや、Twitter、ブログなどでとにかく情報発信をすることです。

そうすることによって、興味のある人はあなたの記事や投稿を見て、あなたの専門性に気づき、そしてコンタクトをとってくれます。

もちろん、これは言うほど簡単なことではありませんよね。情報発信をいくらしてもなかなか成果が出ないと言うこともあり充分承知して試行錯誤しながら続けることが大切だと思います。

そして、それでも続ける人が最後に成功を勝ち取る取ることができるんです。

資金力のある企業は、このような時間も手間もかかるようなことには基本的にしません。広告費用をバンと出して勝負に出ます。ライバル企業がこの時間も手間もかかることをやらないと言うことは、個人起業家にとっては朗報だと思える思考を持ちましょう。

だからこそ、企業がやらないことをドンドンとやりましょう。逆に企業がやることを真似するべきではありません。そんなことをしても絶対に勝てませんから。

個人の強みを最大限に生かす

他のブログ記事でも語っているのでしつこいかもしれませんが、個人である会社員起業家が持っている強みは、スピード、人間性、柔軟性です。

お客さんへのメール返信にはなるべく早くする。
お客さんに自分の人間的魅力を最大限にアピールする。
そして、お客さんの要望にはなるべく柔軟に対応する。

この3つです。

これは個人だからこそできる最大の強みだと思います。一般企業で、規模が大きければ大きいほど、彼らは真似をすることが難しいです。

個人の起業家が大きな組織に勝つには、彼らを同じことをやっていてはダメです。そうではなく、企業と逆のことをやることが個人で勝つコツではないでしょうか。

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