副業会社員が注意するべきセルフブランディング(コンサルタントやカウンセラー)

会社員の方々が、コンサルタントやカウンセラーなどの「教える仕事」で副業を始める場合、セルフブランディングはとても重要な要素になります。

セルフブランディングが重要なその理由は明確です。

コンサルティングやカウンセリングを受けるクライアントさんとしては、そのサービスを提供してくれるコンサルタントやカウンセラーはどのような人なのか、その人はどのような性格で、今までどんなことをやってきた人なのかを事前に知っておきたいのは当然のことです。それによって、サービスの質が大きく変わると考えますからね。

コンサルタントやカウンセラーのサービスは、物販と違って現物が目の前にあるわけではないので、実際のところ、契約してサービスを受けるまでその価値は分かりません。

ですから、コンサルタント、カウンセラーなどの「教える仕事」で副業を始める会社員の方々は、自分の人柄や経歴(つまりセルフブランディング)を効率的にプロモーションしてすることでその集客力は大きく変わるんです。

そこでぜひ注意してもらいたい点があります。

プロフィールにストーリー性を持たせる

コンサルタント、カウンセラーなどの「教える仕事」で副業を始める会社員の方々は、そのプロフィールにストーリー性を持たせることが重要になります。

転職活動用の履歴書のように、ダラダラと経歴を書くだけでは面白みも何にもありません。本人は凄い経歴だと思っていても、それを読む側とっては案外大した事ないと感じるケースは残念ながら多々あるんです。ウェブ上で経歴を載せている多くのコンサルタントやカウンセラーは、輝かしい経歴をズラズラと並べるケースが多く、もちろんそれはそれで素晴らしいのですが、読む側にとっては結構似たり寄ったりの経歴となり、大勢のコンサルタントやカウンセラーのプロフィールを中に埋もれてしまうリスクがあります。

これを避けるためには、(オンリーオンになるためには、)プロフィールにあなた独自のストーリー性を持たせることが大切です。

例えば、私のホームページに記載されているプロフィールは以下の通りです。

~ここから~

~会社員を18ヵ月で先生業・教室ビジネス起業させる専門家~
1978年1月生まれ。静岡県出身。
アメリカの大学教養学部を卒業後、2002年から伯父が経営する日系メーカーで資材調達、国際貿易業務に携わる。2007年から休職してクイーンズランド工科大学(オーストラリア)のQUT Business SchoolへMBA留学するも、静岡県最大級となる600億円の負債を抱えて会社が倒産。連日ワイドショーで取り上げられ一家が路頭に迷う。

その後、逃げるようにして単身台湾に渡る。台湾では、台湾最大手のシステム家具メーカー「Order欧徳家具集団」にプロジェクトマネージャーとして招かれ、台湾企業のための日本進出支援、国際マーケティング、国際見本市企画などの業務を経験。2010年からサントリーに入社し、主に北米、南米市場を中心に青いバラ、青いカーネーションの国際マーケティングに従事。

会社員時代は、上司との相性があわずパワハラ被害妄想に陥り、過度のストレスから難病指定の潰瘍性大腸炎を患う。

「このままでは終われない。」

その気持ち一心で、人生最大の勇気を振り絞り、MBA・大学院留学支援サイト「MBA Lounge」と台湾中国語に特化した「メロディ台湾中国語教室」を同時に立ち上げる。

その後、留学準備とビジネスの会員制コミュニティ「留学ラウンジ」、台湾進出コンサルティング事務所など次々に新ビジネスを立ち上げ、現在はラウンジグループ株式会社代表取締役兼CEOとして活躍する一方で、株式会社KADOKAWA Studywalkerのコラムニストも務める。

「ビジネス教育を通じて『自ら行動し、自らの人生を豊かにできる』人財を育て社会に貢献する」ことをミッションに掲げ日々奮闘中。』

~ここまで~

なるべく他の人にはない特徴と言うものを意識してプロフィールを作成していくことが大重要です

資格取得=集客アップ、とは限らない

コンサルタントやカウンセラーなどの「教える仕事」で副業を始める会社員の方々によくあるケースは、まずは副業を始めるにあたって「資格を取ろう!」と意気込むことです。

資格を取ること自体は全く否定はしませんし、資格取得の努力をすることは本当に素晴らしいことです。

そして、資格を取れば、確かにプロフィールにかける肩書は多くなります。「集客」という観点から見た場合、それは自己満足のあるケースが非常に多いで注意が必要です。資格を取得しても必ずしも「集客アップ」が期待できるものではありません。

サービスを受けるお客さん側の立場になって考えてみてください。

例えば、あなたが「ウェブサイト作成技術を身に付けたい」と思って、ウェブサイト作成の講師を探していたとします。

2人の講師をみつけて、一人の講師は、プロフィールにウェブデザイナーの資格がたくさん載せています。もう片方の講師は、そのような資格はないけれども、年間100社のウェブサイトを作成した経歴を持っていたとします。

あなたにとって、どちらの方が魅力的に映りますか?

もちろん、資格はないよりはあった方がいいです。でも、集客アップの決定的な要素にはならないケースが多いです。集客アップの決定的な要素は「実績」です。

初心者の実績の作り方

集客アップの決定的な要素は「実績」です、と言われても多くの会社員の方は困ってしまうでしょう。

コンサルタントやカウンセラーとして、今まで未経験の会社員はどのようにして、実績を作ったら良いのでしょうか。

一般的には以下の2つの方法があります。

1つは友人知人に無料でサービスを受けてもらい、その「お客様の声」を実績とすることです。皆さんの友人知人は忙しいかと思いますが、そこは何とか話をして協力してもらいましょう。多くの会社員起業家はこのような形で実績を作っています。
そして、2つ目としては、外部から無料モニターを募り、無料でサービスを提供して「お客様の声」を頂くことです。

いずれのケースも直接収入にはなりませんが、経験と実績という大きな財産を手にすることができます。

特にコンサルティングもカウンセリングも全く初めてです、という会社員の方々であれば、サービスの提供の仕方や準備方法などもよくわからないものです。

無償でサービスを提供してあげることで、顧客の本当の要望、サービス提供に係る準備時間、講義などのカリキュラムなど、様々な課題が出てくると思います。それを微修正していくことで有料としてサービスを提供する頃には、より質の高いサービスを提供できる状態になっているはずです。

このようにしてまずは無償で提供することで少しずつ実績を作ってことが大切です。

極論かもしれませんが、資格の勉強をする時間があったら、無償でサービスを提供して実績を作ることにこだわりましょう。

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