サラリーマンの方が副業を始める際は、ほとんどのケースでは一人でのスモールビジネスですよね。例えば、一人でコンサルタントやカウンセラーをやったり、〇〇教室などで自分が唯一の講師になったり。
サラリーマンのままの副業ですので、大きなスケールでは活動できないのは致し方がありませんが、ライバルには本業で活動している企業もあるはずです。
お客さんにとっては、コンサルタントや教室の講師が本業だろうが副業だろうが、関係ありません。自分の「不足」や「不安」を満たしてくれるコンサルタントや講師と契約をします。
副業でスモールビジネスだから、比べられたら企業には勝てないと思っている人も多いかもしれませんが、決してそんなことはありません。
今回は、「会社員がスモールビジネス副業で企業に勝てる3つのこと」をお伝えします。
1.スピード感
副業会社員が企業に勝てる一番大きな要素は、「スピード」です。
問い合わせ対応や物事の決定などは企業は個人にスピードでは勝てません。
確かに副業であれば普段の仕事がありますのですぐに対応することはできませんが、一人で動いているので、意思決定のスピードでは企業に勝ります。大変ですが、昼休みや仕事が終わってからすぐに対応すれば少なくとも24時間以内に返信ができるはずです。また、これも大変ですが、土日などの休日であれば対応スピードでは企業に比べかなり有利です。
特に、今の世の中は、お客さんはせっかちになってきています。
規模や資本では勝てない副業サラリーマンが企業に勝つには、「スピード」であることを覚えておきましょう。
2.コスト
一人スモールビジネスの副業サラリーマンは、コストで企業に勝ります。
人や事務所、その他設備などの費用は、副業サラリーマンであれば工夫次第で最小限に抑えることができるはずです。
これが製造業であれば規模の経済で、より多くの商品を低コストで量産できる企業に分配があがりますが、コンサルタント、カウンセラー、講師、教室ビジネスであれば、いくら多くの講座を開いてもコンサルタントや講師などにかかる人件費は規模の経済の恩恵を受けることはできませんので、逆に副業サラリーマンが勝ちます。
これも、副業を始めるなら、コンサルタントやカウンセラー、講師、教室ビジネスで始めるべき大きな理由の一つですね。
3.お客さんとの関係性
個人差がありますので、一概には言えませんが、副業のサラリーマンは自分のビジネスとして一人で活動している分、お客さんとの距離感は企業よりも近いものがあります。
例えば、パソコン教室を開く場合は、自分のスキルや人柄を上手くセルフブランディングして、ターゲット顧客層にリーチできれば、気に入ったお客さんは契約してくれる可能性は高いです。
一方で、これが企業が運用するパソコン教室で、講師を複数抱えている場合は、お客さんは講師が誰になるか契約するまで分からなかったりするのはよくあることです。
MBA的に言えば、現在はマーケティング4.0の時代です。商品の品質よりもお客さんは企業の考え方や方針、社会貢献などをチェックして、業者を選ぶ時代です。サラリーマンの方が副業で自分の考え方や人柄を上手くアピールできれば、企業のアピールよりもより直接的にお客さんに届けることが可能です。
以上、が「副業サラリーマンのスモールビジネスで企業に勝てる3つのこと」です。
これを読んで自信を持ってもらうことができたでしょうか?
小回りがきく個人の強みを最大限に生かしさえすれば、大きなライバルにも十分に打ち勝つことができるんです。
その小ささを利用して、「スピード」「コスト」「お客さんとの関係性」で優位な立場で頑張っていきましょう!
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