会社員が副業で始める起業準備5つのステップ

「起業を決心してもその準備の仕方が分かりません。」
「自分なりに起業準備をしていますが、自己流なので準備が全然進みません。」

このような起業の準備に関する相談はとても多いですね。

そこで今回は、会社員が副業で始める起業準備5つのステップをご紹介します。

1.成功するまであきらめない!と心に誓う

起業準備最初のステップは、いきなり精神論からですか?なんて言われるかもしれません。

でも、起業して成功している人に成功の秘訣を聞くと結局ここに行きつくんです。この気持ちを起業の準備段階からもっておくことはとてもとても大切です。何度も失敗して試行錯誤を繰り返して、成功するまであきらめなければほぼ100%成功できるんです。心に強く願うことは実現する、いや、心に強く願ったことはもう実現しているんです。あとはその成功を取りに行くだけです。

起業準備の段階からこの気持ちを忘れずに。

2.起業ネタを決める

次の準備は起業ネタを決めることです。これがなければ準備も何もありません。

ネタとして考慮するべきは以下の3つ。

好きなこと

「好きなこと」でなければ上述の「成功するまであきらめない」という誓いを守ることは難しいでしょう。そもそも好きなことをやりたいから起業をするという人がほとんどのはずです。私は留学関連の仕事が好きなのでMBA Loungeという事業を立ち上げました。台湾が好きなので台湾中国語教室を立ち上げました。

社会が求めていること

「社会が求めていること」でなければお金を稼ぐことができません。お客さんのいないビジネスはタダの趣味です。お客さんに満足してもらわなければビジネスに意味はありません。

できること

「できること」でなければお客さんのサービスを提供することはできません。注意点としては自分ができる必要はありません。自分ができないのであれば、できる人を連れてくればいいのです。私はMBA Loungeの事業でTOEFL、IELTS、GMAT講座を運用していますが、私はこれらを教えることができません。代わりにこれらができる優秀な講師にお願いしています。台湾中国語教室も同様です。

3.ビジネスプランを作る

3つめの起業準備のステップは、ビジネスプランを作ることです。
これが準備段階において最も大切なステップです。ここを疎かにしてしまうと、稼げるビジネスにはならず、今後の準備ステップがすべて無駄になってしまいます。ここが肝です。

では、どのようなビジネスプランにするのか?という質問になるわけですが、とてもここで書ききれるようなことではありません。

ひとつ言うとすれば、決してブレない自分のビジネスの軸を持つことです。あなたの何の分野のプロなのか、何の専門家なのか、をはっきりと明確にすることです。「何でも屋」ではダメ。「何でもできます」は結局「何もできません」に等しいのです。

4.開業の手続きをする

ビジネスプランも定まったら次の起業準備ステップは、開業の手続きです。

やり方としては以下の3つです。

手続きをしないで始める

何も手続きをしなくても起業することは可能です。勝手に始めるということです。但しビジネスによる収入があった場合は、1月~12月を1期としてその時間の収入を税務署に申告をする必要があります。
年間所得が20万円以内であれば申告は不要ですが、それを超えた場合は、翌年3月頃の確定申告期限までに税務署に申告する必要があります。

個人事業主として始める

個人事業主としてビジネスを始める場合は、開業届(正式名:個人事業の開廃業等届け出書)を税務署に提出します。開業届の提出は、「ビジネスを開業しました。しっかりと申告をして毎年税金を納めます。」という宣言するようなもので、後述の法人設立のような登記費用などは一切かかりません。

注意点としては、事業開始日から2か月以内に、開業届と同時に「青色申告承認申請書」も同時に提出することです。これをしておくことで、65万円もしくは10万円の所得控除を受けられるため節税をすることが可能となりいます。

法人(会社)設立をして始める

結論から言うと会社員が副業でビジネスを起業する場合は、準備の段階から会社設立をするというのは現実的ではありません。特にコンサルタント、カウンセラー、講師などの先生業でビジネスを始める場合は、免許も必要ありませんし会社設立する必要はないでしょう。

5.インフラを整える

開業スタイルを決定したら、次の起業準備ステップはインフラ整備です。

名刺をつくる

講師としてセミナーを開催したり、お客さんと面談したりするときは、あなたが何者が分からないと怪しいことこの上ありません。もちろん本業の会社の名刺を出したりすれば、たとえ本人がそう思わなくてもお客さんにしてみれば片手間にやっているような印象を与えかねません。

激安通販サービスの「ラクスル」は低コストで名刺を印刷、配送してくれるだけではなく、名刺のテンプレートに合わせて自分の名刺も気軽に作成できるサービスもあります。

自分は何者かを相手に伝えるために名刺は是非作成しましょう。

ビジネス用銀行口座

法人でない限り開設する銀行口座は個人名になります。それでも、普段の生活で使用している銀行口座とは別に、ビジネス用口座を持つことをおススメします。

個人でビジネスをする場合に一番有りがちなのが、生活資金とビジネス資金がごちゃ混ぜになってしまうこと。これはビジネスの売上と費用の管理がとても分かりにくくなってしまいます。

ジャパンネット銀行や住信SBIネット銀行などの申し込みから入金、出金まですべてネットで完結できるので、忙しい会社員には便利です。

ビジネス用クレジットカード

銀行口座と同じように、生活資金とビジネス資金を明確に分けるためにビジネス用クレジットカードを作成しましょう。正社員としてお勤めの方であれば、問題なくクレジットカードの審査を通り作成できるはずです。会社員というのは信用力は抜群なのです。

独立したあとに個人事業主としてクレジットカードを作ろうとすると、実績がないと審査も通りにくく難しいものです。

少なくとも会社員のうちにクレジットカードを作成しておくことは大切です。

ホームページを作る

会社員が副業として起業する場合、ホームページ作成は必須です。集客にはホームページがなければかなり不利な闘いになります。

会社員の方は普段は本業で忙しく集客のために外を動き回ることはできません。ホームページは忙しいあなたの営業担当のようなものです。それも365日24時間休むことなく、あなたのサービスに感心のある人たちに営業してくれます。

但し、優秀な営業マンとしてのホームページを作るには多くのコツがあります。ここではスペースの関係で詳しく説明することはできませんが、戦略的にホームページを作る必要があることはしっかりと理解しておきましょう。

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