セルフブランディングはコンサルタント、カウンセラー、講師起業するうえで最重要項目です。
物販であれば売る物体そのものに価値があれば売れますが、コンサル・講師・先生起業で起業の場合は、提供する先生その人自身が商品価値そのものだからです。
先生その人自身の魅力をうまくお客さんに伝えること。それがセルフブランディングです。
今回は、コンサルタント、カウンセラー、講師起業する方に必見のセルフブランディングに欠かせない5つの要素をご紹介します。
1.ブログを開設する
セルフブランディングに必要な最初の要素は、ブログを開設することです。
まずは、あなたが先生(コンサルタント、カウンセラー)として存在していますよ、ということを世間に知らせなければ何も始まりません。特にあなたが普段は会社勤めの会社員であれば、自分を宣伝する時間も費用も限られているはずですから、ウェブ上のグログを使ってアピールすることから始まります。
テーマは基本的には「自分の専門分野」に絞ってブレないようにしてください。自分の専門分野にフォーカスしたブログを出し続けることで、ブログ閲覧者はあなたがその分野の専門家であることを認識します。
そして、ブログを開設したら次に重要なのが、定期的な記事アップ。
せっかくブログを開設しても、記事のアップが1ヵ月に1回や2ヵ月に1回くらいだったら、セルフブランド認知を高めることはできません。ウェブのSEO的にも弱いですし、定期的にアップしていかなければ閲覧者からもどんどん忘れ去られてしまいます。1週間に1回、最低でも2週間に1回はアップしていきたいところです。
こんなことを会員さんに話すと嫌な顔をされることがあります。
「定期的にアップしている時間がない。」
皆さん決まってこんなセリフを言います。
それに対して私は、「やってください。」というしかありません。それでもやらないのなら、ライバルに先を越されるだけです。
2.YouTubeを開設する
セルフブランディングに必要な要素として、ブログと並ぶのがYouTubeへの動画アップです。
私の経験で分かったことですが、お客さんが何か情報収集をするときは、ブログを主として収集するグループと、YouTubeを主として収集するグループと大きく分かれます。ブログだけ頑張っていればお客さんが来るだろうと思っていると、YouTubeで情報収集している顧客層を見逃してしまうケースがあります。
特に先生業(コンサルタント、カウンセラー)などはその性質上、どんな雰囲気の先生なのかを知るにはブログよりも動画の方が伝わりますし、お客さんもそれを期待して動画で検索をしています。
YouTubeを使ったセルフブランディングで一番分かり易いのは「〇〇ミニ講座」「〇〇ミニレッスン」などです。
私がコンサルをした「メロディ台湾中国語教室」(台湾中国語に特化した中国語教室)などは、その手法を使って再生回数1万越えの動画を多く配信しています。
動画は先生の雰囲気や教え方などをお客さんに伝えるのには最適なツールと言えます。是非YouTubeでのセルフブランディングも検討してみましょう。
3.実名、顔出しをする
上述のYouTubeでのセルフブランディングにも言えることですが、実名と顔出しをすることは信用を得るうえで重要です。お客さんの立場からしてみれば、名前も顔も明かさないコンサルタントやカウンセラー、先生が名前を信用しろという方が難しいと思います。
名前、顔、趣味、家族構成、住んでいる地域など個人情報をさらけ出せばさらけ出すほど信用は得やすいのは事実です。
これは会社員の方が会社に内緒にやる場合には非常に難しい手段ではありますが、これについては個別に相談頂ければ、その人に合わせてアドバイスいたします。
4.売り込みをしない。
これはとても大切なことです。
お客さんは追うと逃げていくものです。
いくらブログやYouTube、自身のウェブサイトやメルマガをもったとしても、それを売り込みの場所と捉えてはいけません。基本的にそれらはあくまでも情報提供の場と考えるべきです。
あなたが日々の生活を送っている中で、電話、ダイレクトメール、eメール、訪問販売などの売り込みにうんざりしているんじゃありませんか?
それはあなたのお客さんも同じです。
せっかく興味をもってあなたのメルマガ登録してくれたのに、それが毎回売り込みをするようなメールばかりだと読む気が失せて取り消ししてしまうことでしょう。
読み手が興味のある、そしてシェアをしたくなるような記事をアップしていくことがとても重要です。
5.ブログやYouTubeから自社サイトへ誘導する
セルフブランディングに重要な最後の要素は、自分のウェブサイトを持つことです。
いくら自分のブログやYouTubeを開設したといっても、忘れてはいけないのは、それらはあくまでもブログ管理会社やYouTubeのプラットフォームであるということです。
簡単に言うとこれは、大きなショッピングモールにテナントで入るようなものです。モール運営者が「今日でモールを閉鎖します。」と言ったらそれに従うしかなく、すべて終了になってしまうんです。
つまり、どんなに素晴らしい記事をアップしつづけて、綺麗なデザインにして、魅力的な画像をいっぱい貼り付けても、管理会社が「今日からブログのプラットフォームを辞めます。」と言ったらすべてが無になってしまうということです。
ですから、自社物件、つまり自分のウェブサイトを持っておくことは必要なのです。そして、ブログやYouTubeから入って来たお客さんを自分のウェブサイトに誘導する。これができるようになれば、セルフブランディングの一連の流れが完成といってもいいでしょう。
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