26歳、27歳、28歳、29歳、30歳という20代後半から30歳までは、今後の30代、40代という今後のキャリア人生をどう生きていくかを決定するとても大事な時期です。
早い人はこの時期に起業を経験するでしょう。26歳、27歳で起業をする青年実業家も世の中には多いです。30歳という年齢を節目に起業したいと考える方も多いです。
いずれにしても、20代後半から30歳という時期は、一通り会社の仕事も覚え、失敗も恐れず(失敗しても許してもらえる年齢)ノリに乗っている時期と言えます。
将来起業を考える、または起業を実現するためにこの時期からやっておくべきことがあります。
今回は、そんな26歳、27歳、28歳、29歳、30歳の会社員向けの起業アドバイスです。
アウトプットをする
25歳から30歳までのこの時期は、自分の意見、考え方、知識をアウトプットすることを十分に意識するようにしましょう。
前回の記事では、入社3年目の25歳まではとにかく多くの書籍を読み、多くの人に会って様々な経験をすることで将来起業に備えた基礎的な知識を身に付けましょう、という話をしました。
25歳まではインプットに徹してもいいですが、26歳からはアウトプットです。自分の意見や感じたことを、人にわかりやすく話したり、文章に書いたりする能力です。
どんなに豊富な知識が素晴らしい知識を持っていたところで、それを相手に伝えることができなければ、せっかくインプットした知識も経験も何の価値も持ちません。
起業したら、とにかく自分アウトプットの連続です。
自分がお客さんに提供するサービス内容やその価値を、お客さんにわかりやすく伝えることができなければ、決してお客さんはあなたのサービスを購入してくれません。プロモーションをする段階でも、仕事に対する自分の想いや、自分の考え方などをわかりやすく伝えることができなければ、聞き手の心に響かせることができません。そのためには話し上手になって、書き上手になる必要があるのです。
会社員として普段からプレゼンテーションをする機会が与えられており、自分の意見や考えをアウトプットするチャンスがある人は、日々の業務が良い訓練になります。そのような仕事に携わっている方は、とにかくアウトプットすることを意識しながら普段の仕事をがんばってください。
一方で、なかなかアウトプットするような機会がない仕事をしている方は、自分でそのような機会を作り出す必要があります。
自分のYouTubeチャンネルを開設してカメラに向かって話したり、ブログを開設して何かを書いたりすることです。将来の起業ネタが決まっている人は、その起業ネタに関する内容を書くのがいいですね。もしネタが決まってない人は、自分の興味のある分野で自分の意見を述べるのでもいいです。
起業準備としては、特に20代後半から30歳にかけては、人に向けて自分の意見を話したり、書いたりしてアウトプットをすることが何よりも大切です。
目標とする人としない人を1人ずつ見つける
起業を目指す会社員の方々に有りがちなのが、ボンヤリと起業への憧れをもっているだけで闇雲に起業プランを考えているケースです。
起業はそんな甘いものではありませんので、断固とした目標を持ってそれに向かって確実に一歩一歩進めていかなければいつまで経っても成功には届きません。
確実に効率よく自分のキャリアの成功を実現するには、目標とする人物を設定することです。
著名人でもいいですし、会社の上司や先輩でもいいです。
とにかく「将来この人のようになりたい。」と思うような人を1人見つけて、その人をコピーするかのごとく仕事に励んでみましょう。
目標とする人は複数人選んでもいいです。その複数人の良いところだけをピックアップしたハイブリットのパーフェクト人間を目標にしても良いでしょう。
そのような形で「自分の理想とする人物像」を作り上げ、この人だったらこの状況でどのように判断するだろうか、などの思考回路を持つようになれば、グンと目標に近づけるはずです。
私も20代の頃は、目標とする人がいました。正確には2人です。会社の上司と取引先の課長です。
会社の上司は性格的に問題がありましたが、仕事の的確さや交渉時に人の心を掌握する術には長けていました。一方で取引先の課長は、多少仕事が雑なところはありましたが、とてもタフで世界中を飛び回っている人でした。人当たりも良く、とても緊張するような場面でも若い私を励ましてくれて一緒にいてとても安心できる存在の人でした。
私の場合は、この2人の良いところだけをピックアップして、それを合わせて理想の人物像として目標としてきました。そしてその努力は今でも続いています。
このように、将来絶対に達成したい目標があるのであれば、理想の人物像を定めてそれを目標に日々頑張っていくことで、とても効率的に自分の将来の目標に到達できるのだと思います。
一方で、「この人みたいには絶対になりたくない。」という人も1人見つけておきましょう。そのような人を頭の中にいれておけば、自分が最悪の状態になることを回避することができます。いわゆる反面教師ですね。
目標とする人だけを見るのではなく、絶対に目標としたくない人もしっかりと定めておいておくことも非常に大切です。
まとめ
26歳、27歳、28歳、29歳、30歳の会社員向け起業アドバイスは以下2つです。
1.アウトプットをする
2.目標とする人としない人を1人ずつ見つける
これらは起業の基本です。20代後半の若いうちからこれらをしっかりと怠けず継続して力を付けておくことが大切です。
——————————————–
無料メール講座「会社員と起業家の7つの違い」
動画講座の他に無料メール講座「会社員と起業家の7つの違い」を7回に渡って配信しています。
ご登録はこちらから!
無料キャリア診断「究極の人生岐路診断」
全ての会社員の方へ。今のあなたの思考から5年後が分かる。
無料診断はこちらから!
会社員のための起業相談会
起業や副業で得ることができるのは、決して副収入だけでありません。それ以上に、自分の眠っている能力を社会で発揮することで、生き甲斐、遣り甲斐、社会における自分の存在意義などが明確になるはずです。
※詳しくはこちらから。