会社員のまま起業して成功しようと頑張っている人たちとお会いしたり、お話をしたりする機会は仕事柄大変多いです。
もちろん起業した会社員の方々全員が上手くいっているわけではなく、うまくいっている人と上手くいっていない人に分かれます。
当初計画した通りに、なかなか想定通り起業準備や集客をを進められていない人たちには、大きく分けて3つのパターンが分かってきました。
・やるべきことをやらない人。
・やらなくてもいいことをやる人。
・またはその両方。
ここから分かることは、そしてとても重要なことは、起業でもキャリアでも上手くいくいかないは、「全て自分自身にかかっている」ということです。
環境が悪い、時期が悪い、運が悪い、など、うまくいかない要素を言い出したらキリがありません。それでもやはり会社員として起業が上手くいく人とそうでない人を見てみると、自分の起こした行動または起こさなかった行動に最大の原因があるケースがほとんどです。
起業準備だけでなく、例えば日頃の仕事も含めて、モノゴトが上手くいかないなあ、と日頃から感じている人は、自分がいずれかのパターンにはまっていないか考えてみて、それによって自分の行動を見直しましょう。
やるべきことをやらない人
字面だけ読むと、「当たり前のこと」ですよね。でも、会社員のまま起業を目指している皆さんは、この当たり前のことをどれだけできていますか?
どんなに本業の仕事が忙しくても、毎日コツコツと進めていますか?ただ単に、起業したい、と漠然と思っているだけで何もしていない、ということはないですか?
起業するためにやるべきことは、色々とありますよね。
ビジネスプランを考えたり、ホームページを作成したり、SNSなどで情報発信をしたり、イベントを企画したり。
至ってシンプルで、これをやるだけです。
やらなくてもいいことをやる
起業を目指している会社員の方々にありがちで、軽視されていること、「やらなくてもいいこと」をやってしまうケースです。
この「やらなくてもいいことをやっている人」は、私の周りを見渡しても実は結構多いパターンです。
例えば、パソコンが得意な人が、「初心者向けエクセル1日講座」を開催して参加者が数人いたとします。開催側としては、これに参加された人たちを次の高額で長期のエクセル講座に勧誘したいと考えて、セミナー開催後に「エクセル講座30時間コース」の案内メールをフォローアップとして配信したとします。
通常、参加者からの反応はとても低いものです。1%あればいい方かもしれません。
でも何の反応もないことに不安を感じて、何度も何度もフォローアップメールをしたり、「エクセル講座30時間コースは如何でしょうか?」と電話をしたりしてしまいがちです。
起業初心者の人ほどそのような行動をしてしまう人が多いです。
もちろん、販売戦略としてあえてやっている場合もあると思いますので、それはそれでいいと思います。
問題は、反応がないからと精神的に不安な状態でガンガンと送ってしまうことです。そうすると、結果的に相手に悪い印象を与えて逆効果になるケースも多々あります。
黙って待ち続けていれば申し込みをしてくれる可能性があったものを、余計な行動をすることでその機会を逸してしまうというケースです。
やることをやらずに、やらなくていいことをやる
これは最悪のケースですね。でも実際はこのような行動をとってしまう人が非常に多いのに気づかされることがあります。
これを回避するコツとしては、
最初のスケジュールを作成する段階でじっくりと時間をかけることです。そして一旦決めたらそのやり方を信じてある程度の期間はやり方を変えずにコツコツと頑張って余計なことをしないことです。
一度決めたら後ろを振り返らないくらい、始めるときには腹を括って始めることです。
まとめ
以上の通り、起業準備を進めている会社員の方々で中々モノゴトが上手く進まない人は、結局自分の行動に問題があるケースが多いです。
これだけを聞くと、当たり前のように思うかもしれませんが、実際自分がその立場になってみると似たような行動してしまうことが多々あります。そして、結局は環境のせいにしたり、周りの人間のせいにしたり、タイミングのせいにしたりしてしまうんです。
モノゴトを始めるまではじっくりと時間をかけて作戦を練る。そして、一度決めたら後ろを振り返らないという覚悟をもって進めていくことが大切です。
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