コンサル、先生、教室ビジネスで必須「口コミ」拡散手法2つ(会社員の起業)

コンサルタント、先生、教室ビジネスで会社員が起業する場合、コツコツと情報発信をすることが大切だというお話を以前にもしましたね。

いくらコンサルタント、先生、教室ビジネスは在庫が不要でコストがあまりかからないと言っても、大企業みたいに広告費をかけてプロモーションすることは簡単ではありません。

今回ご紹介するのは、
コツコツ情報発信でもなく、
広告費を投入するでもないものです。

まるで魔法のような。

でも、特にコンサルタント、先生業、教室ビジネスでは大変重要です。

それは「口コミ」

口コミはその信頼性影響力を持って一気に拡散します。

SNSが盛んな現代ではその威力は想像以上に強力です。この口コミの力を是非自分のマーケティングに活用したいものですね。

The Referral Engineの著者であるJohn Jantsch氏は、同書の中で口コミによる戦略をご紹介しています。

①:徹底的な差別化

みんなが話題にするほど明確でユニークな特徴をもったサービスコンセプトを持つことで、口コミが広がります。

特に差別化を図りユニークであればあるほど、人は誰かに教えたい、という心理が働くものです。

別業界ですが、私の知り合いが経営するレストランを例にご紹介します。考え方は、コンサルタント、先生業、教室ビジネスでも応用できるはずです。

そのレストランには、あるユニークな特徴があります。

レストランなら絶対にあるべきものがないのです。
それはなんとメニューです。このレストランにはメニューがないのです。来店し着席すると同時に、気さくな料理長が挨拶に来て、お客さんと簡単な会話をしながら、その日のこの人に会った気分にあった料理を作ってくれます。

このレストランは立地も決してよいところではなく、大きな広告も打っていません。しかし毎週末には多くのお客さんで賑わっています。メニューがないというコンセプトと料理長の気さくな接客対応が評判を呼び、口コミによる集客を成功させている例です。

②:SNSを最大限に活用する

コンサルタント、先生業、教室ビジネスにおいて、Facebook, ブログ、Twitterなどのウェブツールを活用して、多くの教育的なアウトプットを無料で行うことで、口コミが広がります。

John Jantsch氏は、「コンテンツ」と「コンタクト」の2つの要素を融合させることが重要と言います。つまり、多くの人によってタメになる質の高い情報(コンテンツ)を無料で配信し続けること(ファンとのコンタクト)でファンを増やしていく事が大切だということです。

コンサルタント、先生業、教室ビジネスにおいて、あなたの商品の友人知人に紹介くれるファンたくさん作ることで、あなたのビジネスは一気に多くの人に広まります。

ここでは教室ビジネスの例で説明します。

手作り手芸教室を経営している知り合いは、Facebookでファンの数を半年で2万人まで増やしほぼ営業ゼロの状態でも来客が絶えないという状況を作り出しています。ファンを短期間でここまで増やした戦略を一言でいうと、ターゲット層が気に入る傾向を徹底的に研究し、写真集のような手芸作品カタログを作ったことです。

それをFacebookで見た多くの人が気に入り、一気に口コミとして広がり、ファンが多くできる結果となりました。その噂を聞いた外国のメディアが彼女を訪れ、新聞の記事にもなりました。

ファンが彼女の商品のセールスマンとして活躍してくれたわけです。ファンは、あなたの商品を買ってくれるだけではなく、あなたの時間と労力を節約してくれるのです。

コストゼロで大きな成果を期待できる口コミ。特にコンサル、先生業、教室ビジネスにおいては、無視できませんね。

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