会社員のまま起業を考える場合、どんな起業ネタがいいのでしょうか。
経営コンサルタント?
キャリアカウンセラー?
カフェ経営?
貿易代行?
カメラ転売?
会社員が起業する際に考えられる起業ネタは色々ありますが、今回は会社員が起業ネタを選ぶ際に考慮するべきことをお伝えます。
1.遣り甲斐のある仕事を選ぶ
会社員が起業ネタを選ぶ際に考慮するべき最初のことは、「遣り甲斐のある仕事」を選ぶことです。
会社員のまま起業をするというのは、決して簡単なことではありません。特に難しいのは、モチベーションを維持して会社員を続けながら副業としての起業準備を着々と進めていくことです。いざ起業したとしても最初は売り上げが無いのが普通です。それでも、あきらめずにがんばり続けることです。更には、会社員のまま起業すれば、本業の仕事がありますので、副業に割くことができる時間は週末や平日夜など限られています。
会社員のまま起業するということはこういうことです。
時間的、体力的にも決して楽ではないでしょう。それでもモチベーションを維持して続けていくためには、「遣り甲斐のある仕事」でない限り中々続けることができないと思います。「儲かりそうだから。」という理由だけではモチベーションを維持するには厳しいかもしれません。
2.遣り甲斐のある仕事を修正しながら続けていく
売れない時期でも仕事に遣り甲斐を感じていれば、モチベーションを保って結果が出るまでコツコツと続けていくことができます。とは言え、もちろん、常に修正を重ねて売れる方法を試行錯誤していることが必須です。遣り甲斐だけで続けても修正を重ねていなかければ売れることはありません。
遣り甲斐のある仕事を少しづつ修正しながらコツコツと続けていくことが大切です。
会社員のまま副業で成功する人は非常に少ないです。逆に、ハードルが高い分、これができればライバルはどんどん減っていくので、正しく続けていれば最終的に成功の確率上がっていくともいえます。
3.本業では遣り甲斐が無いケース
誤解を恐れずに言えば、一般的に会社員の仕事と言うものは、遣り甲斐がないのが普通です。もちろん、そうでない人も大勢いるはずですが、「会社員の仕事とは何か?」ということを突き詰めて考えてみると、「経営者ができないこと」または「経営者がやりたくないこと」前者の仕事であれば、人によっては遣り甲斐を持てるかもしれません。問題は後者です。
・データ入力が面倒くさいからデータ入力してくれる人を雇っている。
・掃除をするのが嫌だから掃除をしてくれる人を雇っている。
・面倒な顧客対応をしたくないから、顧客対応をしてくれる人を雇っている。
経営者がやりたくない仕事は、多くの場合仕事として遣り甲斐が無いかもしれません。だからこそ、経営者は、お金を払って他の人にやらせているんです。
現在の本業に遣り甲斐を持っている人は全く問題ありません。しかしながら、遣り甲斐がないと感じているのであれば、それは当たり前だと割り切って、自分副業の方で存分自分の好きなことでのあることを楽しめばいいのです。
儲かりそうと言う理由だけで始めては、中々モチベーションが続かないことが多いです。特に副業の場合は上述の通り、メンタル面、時間面、体力面において制限がありますので、そのハードルが更に高くなります。
本当に儲かると思ったネタであれば、会社を辞めて本格的に起業すればいいと思います。そうすれば時間的問題は解決しますし、「自分にはこれしかない!」という覚悟から遣り甲斐のない仕事でも必死になってできるでしょう。
とはいっても、会社を辞めていきなり起業するのは非常にリスクがありますので、会社員として副業をするのであれば、まずは遣り甲斐のある仕事と観点から探してみるのが良いのではないでしょうか。
4.機械に代替えされない仕事を選ぶ
皆さんもご存知の通り、昨今ではあらゆる職業が機械に代替えされ人間の仕事が減っています。スーパーでは、自動レジも増えていますし、工場も人が減りロボットが増えていますよね。
その中で機械に取って変わるのが難しい分野があります。その一つが、カウンセラーやコンサルタントなど、お客さんとの人間同士の関わり合いが重要な仕事です。
例えば、心理カウンセラーは多くのお客さんは、機械との問答のような無機質なやり取りをしたいのではなく、「人に話したいこと、聞いたもらいたいこと」があり、カウンセラーとの会話を望んでいるケースも多いです。人間同士で話をすることで、お客さんが大きな気付きを得たり、自分は大切にされている感を得たりなど、ノウハウそのものよりメンタルの部分での支えが欲しいというケースも多いです。これは、当面は機械に代替えされることはなさそうです。
コンサルタントも同様です。
例えば、キャリアコンサルタントであれば、将来のキャリアを考えて転職や留学をしたい、など悩みを持つお客さんに対して、今までの経歴や将来の夢などを聞きながら、人間としてのフィードバックをします。これもやはり機械的なものではなく、人間的に親身になって相談におるケースがほとんどです。
カウンセラーやコンサルタントやカウンセラーという仕事は、情報量やノウハウだけではなく、「人間であること」が大きな強みなのです。
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