コンサルタント、先生、教室ビジネスでの起業の成功と失敗は、たった一人のお客さん次第です、というお話をしましょう。
マーケティング界の重鎮として著名なノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院SCジョンソンのフィリップ・コトラー特別教授によれば、お客さんは商品・サービスの購入を判断する際、「売り主の声」をほとんど聞かないとのこと。
売り主がいくら広告で
「3か月で劇的に英語力が向上!〇〇英会話スクール」
「顧客満足度99%、健康ヨガスクール」
などと言っても、「すごい!」と思う人は少ないのです。
では、お客さんは誰の声を聴くのか?
それは「他のお客さんの声」です。
Amazom.comが爆発的な成長を遂げたのも他のお客さんによるレビュー機能があったためとも言われています。
それほど「他のお客さんの声」は重要です。
500万円、1,000万円をかけた大がかりな広告よりもその効果は大きいでしょう。
たった一人のお客さんから「いい噂」が広まれば無料で一気にその噂は広まります。しかしながら、残念なことは「悪い噂」はそれ以上に急速に広く伝わります。
一人のお客さんに接する際は、その後ろには何百人、何千人というお客さんがいることを忘れてはいけません。
コンサルタント、先生業、教室ビジネスで起業を目指すのであれば、一人一人のお客さんに誠意を持って対応することが不可欠です。
これは簡単なようで結構難しいかもしれません。お客さんにはいろんなタイプがいますから。
ただここで言えることは、必ずしもお客さん全員をウェルカムで迎える必要はありません。
・態度が悪いお客さん
・自分のサービス内容に不適切だとおもうお客さん
・自分に敬意を払わないお客さん、
・そんな人たちは、こちらからお断りすればいいのです。
少しでも売り上げを増やそうと無理をして受け入れようとしてはいけません。
そんなことをすると、こちらが破滅してしまいます。
例えば、初心者専用の英会話教室を運用していて、上級者の生徒さんを受け入れて「内容が合わない」とクレームが来たらどうしますか?
お客さんには教室を選ぶ権利がありますが、教室側にもお客さんを選ぶ権利があるんです。
顧客を選別することも大変重要であるということを決して忘れないようにしましょう。
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